これは、メール作成時のHTML構造を基に、テキスト形式の本文を自動生成する際の仕様が原因です。この自動生成の過程で、HTMLの段落タグが意図しない改行として解釈されることがあります。下記で示す手順の通り、HTML要素を編集することで回避可能です。
【詳細】テキストメールにおける意図しない改行の挿入について
対象機能: Moments (Email)
1. メール送信の技術的背景
NTTCPaaSから送信されるEメールは、通常、HTML形式の本文 (text/html) とテキスト形式の本文 (text/plain) の両方を含む「マルチパート形式」で送信されます。
[プレーンテキストのメールを送信]オプションを有効にすると、メールにはtext/plainパートのみが含まれるようになります。しかし、このtext/plainパートはエディタで作成したHTML構造を基に自動生成されるため、その生成ロジックの仕様により、意図しない改行が挿入されることがあります。
2. 事象
上記オプションを有効にした場合、text/plainパートが自動生成される過程で、意図しない改行が挿入されることがあります。
再現例:
テンプレート編集画面で以下のように入力した場合、
テキスト1行目
テキスト2行目受信したメールのテキストパートで、以下のように表示されることがあります。
テキスト1行目
テキスト2行目
3. 原因
この事象は、作成されたメールのHTML構造を基に、テキスト形式の本文を自動生成する際の仕様に起因します。
1. <p>タグへの自動変換:
テンプレートエディタのテキスト要素に入力された内容は、各行が HTMLの<p>(段落)タグで自動的にラップされます。
2. テキスト版の自動生成:
上記オプションが有効な場合、このHTML構造を解釈してテキスト版の本文が自動で生成されます。その際、<p>タグがそれぞれ「改行」と「空行」として解釈されるため、結果的に意図しない余分な空白行が挿入されます。
この生成処理は、プラットフォームの標準的な機能によるもので、現在の製品仕様上、この挙動を変更することが困難となっております。
4. 解決策
HTML要素内にタグなしで設定したいメール本文をそのまま記載する
[ブロードキャスト] > [カスタムメールを作成] 内の、メール編集画面にて [テキスト] 要素の代わりに [HTML] 要素を利用し、メール本文を記載します。この際、右パネルに現れる [</> HTML] 画面でもタグを記述せず、文章を書きます。実際送信される内容は、左側に現れる画面での表示ではなく、[</> HTML] 画面での表示の通りになります(下記画像参照)。
※お客様環境によって、こちらに配信停止フッターが自動的に付加されます
記述例:
[サービス名]に関し、お問い合わせいただきありがとうございます。
お問い合わせ内容を承りました。
現在、返信まで〇営業日ほどお時間をいただいております。
確認が取れ次第、改めて担当者よりご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
メール編集画面
実際のメールでの表示
5. 補足事項
・エディタに直接テキストを1行ずつ入力した場合など、特定の条件下では本事象が発生しないことも報告されています。
・他のエディタからコピー&ペーストした際に、目に見えない特殊な文字(例:ノーブレークスペース 0xA0)が含まれていると、予期せぬ表示崩れの原因となる場合があります。 問題が発生した場合は、一度プレーンなテキストエディタに貼り付けてから、再度テンプレートに貼り付け直すことをお試しください。